運営者について

ごあいさつ

こんにちは、本ブログ「Your Harmony」の運営者、シェリーです。会社員で、1児の母でもあります。

学生時代、ピアノを専科としてきたわけではありませんが、幼い頃から25年以上、ピアノに情熱を注いできました。社会人になってからも定期的に個人レッスンを受けており、年に1度の門下生演奏会に出演したり、自己成長のためにコンクールに挑戦したりもしています。

現在は、仕事と育児に追われる日々の中でも、ピアノを弾く時間は私にとってかけがえのない心のオアシスとなっています。音楽と向き合うひとときは、自分を高め、心を豊かにしてくれる大切な時間であり、私の生きがいです。

社会人になってからは、ある程度かたちになった曲を記録するためにYouTubeチャンネルを運営しています。まだ動画は少ないですが、ありがたいことに様々な国の方々にご視聴いただき、時々寄せられるコメントがとても励みになっています。音楽は国籍や言語を超えて、人の心にダイレクトに届く素晴らしいものであると感じています。

もしご興味がありましたら、私のYouTubeチャンネルをご覧ください。下の動画は、ショパンのバラード1番という曲で、私がブランクによる葛藤を乗り越えるきっかけにもなりました。

このブログでは、ピアノに関する様々な情報や経験を共有し、読者の皆様にとって有益で楽しいコンテンツを提供していきたいと思っています。ピアノを通じて、皆様の生活がより豊かで彩りのあるものになることを心より願っています♪

ブログをはじめた経緯

ピアノに向き合う時間は基本的にひとりです。演奏の機会は多くなく、私自身、内向的な性格でもあり、人と積極的に交流したり、考えを共有したりすることはあまり得意でありません。

しかし、身近な友人たちにピアノを聴いてもらったとき、とても感動してくれたことがありました。さらに、ピアノを聴いてもらったことで自分のことをより知ってもらえ、仲が深まった友人もいます。このような出来事から、日常の一部として当たり前に弾いてきたピアノが、人に感動を与えることができるのだと実感し、それが私の大きな喜びに繋がることに気づきました。

そして次第に、長年ピアノで学んできたことを、ただ自分の中だけに留めておくのではなく、人の役に立てたいという気持ちが強くなっていきました。

その後、私の演奏を聴いて誰か一人でも勇気づけられる人がいたらいいなと思い、弾けるようになった曲の動画をYouTubeに記録し始めました。すると、様々な国の人が聴いてくれて、喜びのコメントをくださる方もいました。

このようにオンラインを通じてなら、普段の生活では決してお会いできない多くの方々に向けて情報を発信することができると実感した私は、これからは文章という形でも、ピアノを通じて学んだ知識や経験をより多くの人々に役立てたいと思い、ブログを始めました。また、自分自身の学びの記録や、人生のログとして残しておきたいという思いもありました。

私はピアノを専門に学んだことはありませんが、学部時代、音楽が心に与える効果について研究したことがあります。今でも、音楽やピアノが心や生活を豊かにする可能性に対する興味は尽きることがありません。

このブログでは、幅広い視点やトピックからピアノに関する情報やその魅力をお届けしたいと考えています。それが、ピアノを職業としないひとりの愛好家として、今の自分にできることだと思っています。読者のみなさまがピアノをより身近に楽しむヒントとしていただけたら嬉しいです。

ブログのポリシー

私のブログは、以下のようなポリシーに基づいて運営されています。

読者の皆様へ

このブログは、ピアノを愛する人々やピアノに興味を持っているすべての方々に向けて発信しています。レベルや年齢を問わず、誰もが楽しめるコンテンツや役に立つ情報を提供します。

コンテンツ

本ブログでは、ピアノに関する様々なトピックを扱います。主に以下の内容を中心に取り上げております。豊富なコンテンツにするためトピックは随時見直し、広げていけたらと思っています。

演奏のヒント

私が実際にレッスンを受けて得たアドバイスや学び、演奏や練習のコツを紹介します。

楽譜や教材の紹介

おすすめの楽譜や、初心者向けの教材、効果的な使い方を紹介します。

ピアノが登場する作品

ピアノが登場する映画やアニメ、漫画、本などを取り上げ、作品の中で登場するピアノ音楽についてもご紹介します。

ピアノにまつわるお役立ち情報

ピアノに関する知見や経験をもとに、皆さんに役立つ情報を配信します。

音楽経験

以下に、私の音楽経験について簡単にご紹介します。

ピアノ経験

  • 4歳:姉の影響で近くの音楽教室に通い、ピアノを習い始める
  • 10歳: 先生の勧めで、新しい先生を紹介いただき、初めて出場したヤマハのコンクールで奨励賞を受賞。その後、毎年コンクールに挑戦
  • 小学~中学時代:音楽発表会や全校合唱などで、毎年のように伴奏を務める。普段は引っ込み思案だが、人前でピアノを弾くのは好きだった
  • 高校:大学受験を機にレッスンを辞める。ピアノをあまり弾かなくなってしまう
  • 大学:某国立大学に進学。ピアノを再開するも、ブランクにより上手く弾けないことがコンプレックスになる。ピアノ専攻しなかったことを後悔した時期もあった
  • 社会人~現在:就職した地で、現在の師と出会う。ずっと弾いてみたかった憧れの曲のレッスンを受け、人前で弾いたことで自信を取り戻す。それまでの葛藤を乗り越え、心からピアノを楽しめるようになる。現在は仕事や育児の合間にも、少しでも時間があれば弾いている

振り返ると、有り難いことにいつも素晴らしい師に恵まれていたと感じます。ピアノの技術や表現についてはもちろんですが、それだけでなく音楽に対する姿勢や人としての在り方など、レッスンを通して多くの大切なことを教えていただきました。

特に現在の先生と出会ってからは、これまでになく自分の音楽の可能性を引き上げていただいたと思います。先生の指導を受ける中で、ピアノを心から楽しむ喜びを再発見し、音楽への情熱が一層深まりました。

今の練習環境

実家にはアップライトピアノがありますが、現在は賃貸マンションに住んでいるため、基本的に電子ピアノで練習しています。使用しているのはKAWAIのCA98です。

コンクールや門下生の演奏会が近づくと、ピアノ練習室をレンタルして練習を行うこともあります。

将来的には、自宅にグランドピアノを置いて、いつでも好きな時に弾ける環境を整えたいと考えています♪

受賞歴

これまで、いくつかのピアノコンクールに挑戦してきました。これらは、自分の音楽を客観的に評価いただき、演奏経験を積み、音楽性を磨く良い機会となっています。受賞歴を表に出すことが目的でありませんが、ブログの信頼性という観点で参考にしていただければと思います。

以下は、大学以降の受賞歴です。

  • 長江杯国際音楽コンクール ピアノ一般A部門  2位(1位なし)
  • ピティナ グランミューズ部門 B1カテゴリー 予選奨励賞
  • PIARAピアノコンクール アマチュア部門  全国大会2位
  • べーテン音楽コンクール 一般B1部門 全国大会入選

私の目標のひとつは、ピティナグランミューズ部門の全国大会の舞台に立つことです。今の自分にはハードルが高いですが、自分の成長のためにも高みを目指していきたいと思っています♪

ピアノへの想い

高校や大学でピアノを専門に学んだわけではなく、演奏家でもピアノの先生でもない私。そんな私は、大好きなピアノとどう付き合っていけばよいのか、分からなくなってしまった時期がありました。

子供時代には、ピアノを弾く目的について深く考えたことはなく、ただ「この曲が弾きたい」という純粋な気持ちがモチベーションでした。しかし、成長するにつれて、人は頭で考えるようになります。人生が進み、大学進学や就職の局面に立ったとき、「専門に学んだり仕事にしないなら、一体なんのために弾くのだろう?」という疑問が湧いてきたのです。また、毎年コンクールに挑戦する中で、「結果が出なければ意味がない」と思うようになり、練習の過程が苦しいものとなり、周りと比較しては落ち込み、自分の演奏を好きでなくなっていきました。

気が付くと、ピアノを弾く動機が自分の内側からではなく、外側に向かっていました。上手く弾けたところよりも、できなかったところばかりに目が向き、ピアノを純粋に楽しめなくなり、ピアノ以外でも自信を失っていきました。

紆余曲折を経て、自分がピアノを弾くのは「自分の心を豊かにするため」なのだと腑に落ちたのは20代前半のこと。それまで、心のどこかで「アマチュア」であることへの強いコンプレックスを感じていた自分に気がつきました。しかし、大切なのは、自分が心からピアノを愉しむこと。一曲を仕上げていく過程そのものを味わうこと。何のためでもなく、自分自身のために弾くこと。そしてそこには、プロもアマも関係なかったのです。

この気づきに至る過程には、自分と同じように「アマチュア」としてピアノに本気で情熱を注いでいる方々の演奏を聴く機会や、私を全力でご指導くださる現在の師との出会いがありました。私の視野と可能性を広げ、多くの気づきを与えてくれたこれらの出逢いに恵まれたことに、心から感謝しています。

今では「ピアノが好き」「この曲を弾きたい」というワクワクと情熱を何よりも大切にし、ピアノと向き合うことができています。ピアノは私にとって、大切な自己表現の手段であり、心の豊かさを育む大切な存在です。いくつになっても、日々の楽しみとして続けていきたいですし、歳を重ねることで自分の音楽がどのように変化していくか楽しみです。

私の演奏動画について

冒頭でもお伝えしましたが、弾けるようになった曲はYouTubeチャンネルに記録しています。本業や育児の合間に少しずつ練習しているため、更新頻度はかなり低いですが、それだけ一曲一曲に思いを込めています。

「弾きたい」という気持ちは生もの。だからこそ、曲に対する熱量が一番高い時期に、一番弾き込んで、自己ベストの演奏を残したいという想いから、YouTubeチャンネルを始めました。

数少ない動画にもかかわらず、時折、さまざまな国の人々から温かいコメントをいただけるのが、とても嬉しいです。音楽は国籍を問わず、人の心に届く「共通言語」なのだと実感しています。

大げさかもしれませんが、たとえ将来その曲が弾けなくなっても、年老いて身体が動かなくなっても、こうして自分の演奏が誰かに届き、影響を与え続けられるかもしれないと思うと、大きな喜びを感じます。

こちらは、一番最近に投稿した「愛を奏でて」という映画音楽です。ロマンチックで大好きな曲のひとつです。よろしければ聴いてみてください…♪

さいごに

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

ピアノへの関わり方や熱量は十人十色だと思いますし、何が正しい、正しくないということもないと思っています。

少しだけ興味がある、弾けないけれど聴くのは好き、これから始めたい、長年続けている、など様々な方がいらっしゃることでしょう。

どのような形であれ、ピアノが読者様の人生を彩る素晴らしい存在となることを心より願っています。このブログがその一助となれば嬉しいです。

2024年7月吉日 シェリー