久石譲さんのジブリコンサート、その圧倒的な人気はすさまじいものがあります。特に2025年に開催されたコンサートは、チケットの倍率がとんでもないことになったと大きな話題になりました。
今回のコンサートは「ツアーファイナル」とも銘打たれていましたが、「最後」という意味なのか、それとも海外公演が多かったツアーの締めくくりということなのか、気になっている人も多いでしょう。
こんな方におすすめ
- 2025年の久石譲ジブリコンサートの正確な倍率が知りたい
- 応募人数やチケットの値段など詳細情報を確認したい
- コンサートの配信情報や、次回の開催可能性について知りたい
- コンサートの配信情報や、次回の開催可能性について知りたい
この記事では、2025年に開催された久石譲さんのジブリコンサートの驚異的な倍率、応募人数、そして「最後」という言葉の真意について、解説していきます。
久石譲ジブリコンサート2025の最終倍率は?
- 結論:推定倍率は約10倍から12.5倍 ジブリコンサートの応募人数は120万人超え?
- なぜこれほどの高倍率になったのか
結論:推定倍率は約10倍から12.5倍
2025年に東京ドームで開催された久石譲さんのジブリコンサートのチケット倍率は、驚異的な数字となりました。
報道や情報によれば、応募総数は約120万枚に達したとされています。一方で、150万人の応募があったという情報もあります。
対して、会場となった東京ドームの収容人数は約4万人。追加公演を含む3公演が実施されたため、総動員数は約12万人から13万人と計算されます。
仮に応募総数が120万人で総動員数が12万人だった場合、単純計算での倍率は「10倍」となります。もし応募が150万人だったとすると、倍率は「12.5倍」にも達します。
いずれにせよ、10人に1人しか当選できないという、まさにプラチナチケットだったことがわかります。
ジブリコンサートの応募人数は120万人超え?
前述の通り、今回のコンサートへの応募人数は、約120万人、あるいは150万人という膨大な数にのぼったとされています。これは、久石譲さんの音楽とスタジオジブリ作品が、いかに多くの人々に愛され続けているかを示す数字と言えるでしょう。
ある当選したファンの方の体験談でも、応募総数が150万人にのぼったらしいと後から知った、という記述があり、その注目度の高さがうかがえます。
なぜこれほどの高倍率になったのか
これほどの高倍率になった背景には、いくつかの明確な理由があります。最大の理由は、日本での大規模なジブリコンサートの開催が非常に久しぶりであったことです。
さらに、スタジオジブリ設立40周年という節目の年であったことや、近年は久石譲さんの活動が海外公演メインであったことも、日本国内での開催の希少価値を高めました。詳細は次のセクションで詳しく解説します。
ジブリコンサートの倍率が高騰した理由
- 日本での開催は17年ぶり? スタジオジブリ設立40周年の記念公演
- 海外公演がメインで日本での開催は貴重
日本での開催は17年ぶり?
今回の倍率高騰の最大の要因は、日本でのジブリコンサートの開催が実に「17年ぶり」であったことです。最後に日本で同様のジブリコンサートが開催されたのは2008年でした。
17年もの間、開催を待ち望んでいたファンが日本中にいたことは想像に難くありません。
「いつか生で久石さんのピアノを聴きたい」という夢を持っていた多くのファンにとって、今回の公演は絶対に見逃せない機会となり、応募が殺到しました。
スタジオジブリ設立40周年の記念公演
2025年は、スタジオジブリが設立されてから40年という記念すべき年でした。この特別な年に開催されるフィルムコンサートということで、ファンからの注目度も一層高まりました。
久石譲さんの音楽とジブリ作品の歩みを祝うような記念公演は、通常のコンサート以上の価値を持つものとして、多くの人の参加意欲を刺激しました。
海外公演がメインで日本での開催は貴重
近年、久石譲さんは海外での公演活動が非常に活発でした。ファンの中には、パリなどでジブリのコンサートが開催されていることは知っていても、現地まで行くことはできず、映像を見て癒しを求めていた人も多くいました。
海外での活躍が目立つ中で、久石譲さんご本人が指揮とピアノを務める大規模なジブリコンサートが日本で開催されること自体が非常に貴重であり、この機会を逃すまいと多くの応募が集まりました。
2025年コンサートのチケット情報と値段
- 開催場所はどこだった?(東京ドーム)
- チケットの値段はいくら?(S席・A席・B席)
- 先行抽選と一般発売のスケジュール概要
開催場所はどこだった?(東京ドーム)
久石譲ジブリコンサート2025の会場は、「東京ドーム」でした。
開催日程は2025年7月16日(水)と7月17日(木)の2日間で、17日は昼公演と夜公演の2回が開催され、合計3公演が行われました。
オーケストラコンサートが東京ドームで行われるのは初めてのことであり、久石譲さんが音楽史に新たな歴史を刻んだとも言われています。
チケットの値段はいくら?(S席・A席・B席)
2025年公演のチケットの値段(税込)は以下の通りでした。
- S席:15,000円
- A席:13,000円
- B席:8,500円
- グループシート:15,000円×4名分
このほか、ステージプラン確定後には追加席や注釈付き指定席も販売されました。
注釈付き指定席は、舞台や映像が見えにくい可能性がある席として、S席15,000円、A席13,000円、B席8,500円で販売されました。
先行抽選と一般発売のスケジュール概要
チケット販売は、まず最速先行抽選受付が2025年3月13日から3月23日まで行われました。続いて、二次先行抽選受付が3月28日から4月8日まで実施されました。
この先行抽選の段階で応募が殺到し、当選は非常に狭き門となりました。ある当選者は、イープラスとローソンチケットの両方で申し込み、ローチケでA席が1枚当選したと記しています。
その後、一般発売が2025年4月18日(金)の12時からイープラス、ローソンチケット、日テレゼロチケで先着順で行われましたが、こちらも熾烈な争奪戦となりました。
ちなみに、今回の公演では公式サイトで「いかなる手段による営利目的でのチケット転売を固く禁止」する旨が明記され、公式のチケットトレード(リセール)サービスが案内されていました。
2019年6月からは「チケット不正転売禁止法」が施行されており、国民生活センターからも高額転売に関する注意喚起が出されています。
倍率が高い人気公演ほど、非公式な転売サイトでの購入は避け、公式のリセール情報を確認することが重要です。
(参考リンク) 独立行政法人国民生活センター:チケットの転売に関するトラブルにご注意!
コンサートに行けなかった場合の視聴方法は?
- Huluでのライブ配信・見逃し配信はあった?
- 配信チケットの値段と視聴可能期間
Huluでのライブ配信・見逃し配信はあった?
チケット争奪戦に敗れてしまった人や、当日会場に行けなかった人のために、オンライン動画配信サービス「Hulu」にて独占生配信が実施されました。
配信されたのは、2025年7月17日(木)の19時から行われた最終公演(ツアーファイナル)です。さらに、当日都合がつかない人のために、見逃し配信も実施されました。
配信チケットの値段と視聴可能期間
Huluでの配信チケットの値段は、税込4,500円でした。
ライブ配信は7月17日(木)の19時から開始されました。見逃し配信は、2025年7月18日(金)の19時から7月20日(日)の23時59分まで視聴可能となっており、チケット販売は7月20日(日)の21時まで行われました。
また、ジブリコンサートとは別に、7月25日(金)にサントリーホールで行われた「Orchestra Concert at Suntory Hall」の公演も、同様にHuluで独占生配信されました。
(参考リンク) Hulu公式サイト
次回のジブリコンサートはいつ?2025が「最後」なの?
- 「ツアーファイナル」はジブリコンサートが最後という意味?
- 2026年のコンサート予定(海外・国内)
- 最新のチケット情報を逃さない方法
「ツアーファイナル」はジブリコンサートが最後という意味?
2025年の公演は「スタジオジブリ フィルムコンサート ワールドツアーファイナル」と銘打たれていたため、「これでジブリコンサートは最後なの?」と心配する声も聞かれました。
しかし、この「ファイナル」というのは、数年かけて海外で実施してきたジブリコンサートツアーのファイナル(最終公演)が日本である、という意味と考えられます。
したがって、ジブリ曲がメインのコンサートがこれで二度と行われない、と決定したわけではありません。
ただし、前回の日本公演から17年も空いている事実を考えると、この機会を逃すと次はいつになるか分からない、という貴重な公演であったことは間違いありません。
2026年のコンサート予定(海外・国内)
久石譲さんは、2026年も精力的にコンサート活動を予定されています。
- 1月17日:日本センチュリー交響楽団 第295回定期演奏会(大阪)
- 2月27日・28日:新日本フィルハーモニー交響楽団 すみだクラシックへの扉 #36(東京)
- 4月23日〜26日:Hisaishi Conducts Hisaishi(シカゴ)
- 5月14日〜16日:Hisaishi conducts Hisaishi(ワシントンD.C.)
- 5月28日〜30日:Hisaishi Returns(トロント)
これらはジブリコンサートではありませんが、久石譲さんの指揮や音楽に触れられる貴重な機会です。
最新のチケット情報を逃さない方法
久石譲さんのコンサートは、ジブリ作品に限らず非常に人気が高く、チケット情報を逃さないことが重要です。
2025年11月現在では次回のジブリコンサートがいつになるかは分かりませんが、最新の情報を得るためには、久石譲さんのオフィシャルサイトや、各種プレイガイドの情報をこまめにチェックすることが最も確実な方法と言えるでしょう。
2026年のスケジュールを含め、コンサートの最新情報や久石譲さんの活動に関する最も正確な情報は、以下のオフィシャルサイトで確認できます。
(参考リンク) 久石譲オフィシャルサイト
まとめ:久石譲ジブリコンサートの倍率は今後も激戦予想
- 2025年は応募殺到で倍率10倍超えのプラチナチケットに
- 今後の開催情報も公式サイトで早めにチェックしよう
2025年は応募殺到で倍率10倍超えのプラチナチケットに
2025年に開催された久石譲さんのジブリコンサートは、日本での17年ぶりの開催ということもあり、応募が殺到しました。応募総数は120万から150万とも言われ、総動員数約12万に対し、推定倍率は10倍から12.5倍という、とてつもない数字になりました。
この背景には、17年ぶりという希少性に加え、スタジオジブリ設立40周年という記念の年であったこと、そして近年は海外公演がメインであったため、日本での開催を待ち望むファンが非常に多かったことが挙げられます。
今後の開催情報も公式サイトで早めにチェックしよう
「ツアーファイナル」という言葉は、ジブリコンサート自体が「最後」という意味ではなく、あくまでワールドツアーの最終公演が日本だった、という意味でした。
しかし、次に日本でいつ開催されるかは未定であり、17年ぶりという前例を考えると、次も非常に貴重な機会となることは間違いありません。2026年も久石譲さんのコンサートは予定されていますが、ジブリがメインではありません。
ジブリコンサートのチケットを確実に手に入れるためには、今後も公式サイトなどの情報をいち早くキャッチし、先行抽選の段階から応募することが不可欠です。
ポイント
- 2025年の久石譲ジブリコンサートの倍率は推定10倍から12.5倍
- 応募総数は約120万人から150万人と報じられた
- 東京ドーム3公演で総動員数は約12万人
- 高倍率の理由は日本での開催が17年ぶりだったため
- スタジオジブリ設立40周年の記念公演でもあった
- 会場は東京ドームで2025年7月16日・17日に開催
- Huluで独占ライブ配信と見逃し配信が実施された
- 配信チケットの値段は4,500円だった
- 「ファイナル」とはワールドツアーの最終公演という意味
- 2026年もコンサート予定はあるがジブリメインではない